山村農人降矢静夫関連文集成
敬愛する山村農人、降矢静夫師に関して、記録した文集をまとめてご紹介します。これらは降矢と親しく交友し、
人世の学びを得てきた、安孫子昭二と木俣美樹男によって主にまとめ、書かれた文集です。
生前に降矢の了解を得て公開しますが、個人情報保護の観点から、配慮削除したところもあります。
20世紀を山村で暮らした農人の高い志と誇りによる優れた農事記録だと思います。人新世に抗う自給知足の実践哲学です。
1)木俣美樹男・熊谷留美・佐々木典子・武井富士子・中込卓男1978、雑穀のむら~特に雑穀の栽培と調理について、
季刊人類学第9巻第4号:69-102。
2)木俣美樹男・横山節雄1982、雑穀のむら~特に雑穀の栽培と調理の残存分布およびその要因について、
季刊人類学第13巻第2号:182-205。
3)降矢さんを囲む会編1998、降矢静夫俳句集、雪虫―甲武境の村・西原に生きて。
4)木俣美樹男2018、日本雑穀のむら第4章関東山地中部地域の雑穀文化複合、植物と人々の博物館。
5)安孫子昭二編2021、降矢静夫俳句集:躑躅やしお、民族植物学ノオト第14号:8-39。
6)木俣美樹男2021、山村農人の教養~降矢静夫 20 世紀末の山里暮らし、民族植物学ノオト第14号:52-75。
7)安孫子昭二編2022、降矢静夫俳句集『八潮躑躅
』解題、民族植物学ノオト第15号:22-41。
8)安孫子昭二編2022、降矢静夫書簡集―我孫子昭二宛。
9)木俣美樹男2022、降矢静夫光岑書簡集:最後の山村農人からの贈物、希望―木俣美樹男宛。
10)降矢静夫・木俣美樹男編2022、山村農人降矢静夫対話集―予祝の四季。
11)木俣美樹男2021、小金井環境フォーラム環境楽習会、読書会メモ―明峯哲夫。
12)木俣美樹男・土橋稔・篠田具視1979、雑穀食の伝承~東京都奥多摩町水根部落の事例、環境教育研究第2巻1・2号:77-89。